クコの実の驚きの効能って何?効果的な食べ方まとめ!
クコは英語ではwalfberryと呼ばれる中国原産のナス科の木の実で、
小さな薄紫の花を咲かす落葉低木の、赤色の楕円形をした直径1センチ位の食材、薬用に使われる木の実です。
今回はそんなクコの実の効果や効能について紹介し、
どんな食べ方がおすすめなのか見ていきたいと思います!
また現在は朝鮮半島をはじめ、台湾、日本、北アメリカなどへ移入し広がりつつありますがもともと中国では、疲労回復や滋養強壮、不老長寿の生薬として重宝され、日本では平安時代に入ってから、民間療法としてクコ酒、クコ茶が一部でははやったと言われています。
この秘密についても紹介したいと思います。
クコの実ってなに?
一般には既に乾燥されたクコの実を袋入りで、ドライフルーツ売り場や中華食材を扱っている所で容易に手に入れることが出来ます。
画像引用元:http://hkmarketguide.blog103.fc2.com/blog-entry-293.html
クコはその実も葉も根も漢方薬では利用されていますが、
根皮には
毒素があるとも言われており、厚生労働省では根皮は医薬品、実及び葉を非医薬品と区別しています。
しかし欧米では近年クコの人気は高く、ビタミン、ミネラルが100種類もあり、抗酸化力が高いフルーツの代表として高く評価されています。
それもそのはず、血管や、皮膚、粘膜などを強くする免疫強化力、抗酸化力に必要とされるビタミンCがオレンジの500倍と言う、驚きのスーパーフルーツなのです。
実はほのかな甘みと酸味があって、乾燥されていてもなお鮮やかな赤い色は残っていますから、デザートなどに散らして用いるとかわいらしく食欲をそそる存在でもあります。
一日摂取量は成人で約20グラムの見当でおおよそ20粒くらいが適量です。
ただ食べ過ぎると人によっては、吐き気をもよおしますから注意が必要です。
クコの実はどんな効能が期待できる?
クコの実はビタミンCが非常に豊富なため、昔から漢方薬として疲労回復に使われたのも頷けるような気がしますね。
当然日焼け予防、またアミノ酸も含まれていて疲労回復や美肌のもと,シワのたるみ、ニキビの改善と嬉しい役割を持っているのです。
また特にビタミンAが多く含まれているので、免疫機能を正常に保持し、一般の目の疲れなど眼精疲労の予防になります。
ビタミンB1,B2、ベタイン、ルチン、カロテノイド、リノレン酸、鉄、カルシウム、植物繊維など豊富なので、血管を強くしたり、高血圧の予防、脳や神経を正常に保持することや、足腰の痛み予防、精力増進、体質改善と、多種目に功能が期待される木の実です。
しかし中には、月経促進などに必要なベタイン成分もあることから、妊婦の方や授乳中の方はクコの実など摂取するのを控えて下さい。
クコにの実はどんな食べ方ができる?
クコの実を一般の家庭で簡単に料理などに利用できるのは、お粥やスープなどに入れたり、ご飯に炊き合わせたりと便利です。
その他お酒やワインに30-40分位漬け込んだものを取り出して、ヨーグルトやカッシューナッツ等とあわせて、おつまみににするのも楽しいものです。
味噌汁に入れたりいろいろ利用は出来ますが、適量を守って、小さい子供や高齢者がおられる家庭では、いくら栄養価が高いと言っても度をすぎないことです。
あの明るい赤い色を見ると、食欲をそそるのは確かです。
見たときに赤い色が目にぱあっと映えるように使うと効果的ですね。
本日のおさらい
長い間中国で漢方薬としても又、料理に薬用うとして混ぜて用いる中薬にしても、このクコは長い歴史がありますが、現実として、一般の人々が自由に用いるには、まだはっきりしない点もあります。
あれだけ含有量の多いビタミンCは、料理に混ぜた場合、どうなるのか等、疑問は残ります。
食品素材としての安全性はどの程度のものなのか等々。
現在は研究中ということで信頼性のある科学的根拠ある
各成分、要素のデータはいまだみられません。
個人差は勿論ありますが、取り扱いには慎重さが必要だと思います。
ですが健康にいいことが証明されているので効果的に摂取していくことには特に問題はありませんね!