ファスティングとは?気になる効果ややり方まとめ!
ファスティングとは、英語の「fast」の名詞形で、「断食」「絶食」を意味します。
私達の体は、内臓が弱っていたり、知らず知らずのうちに体内に有害物質を蓄積してしまっていると言われています。
ファスティングを行うことで、内臓を一定期間休め、体に蓄積された毒素や老廃物を、すっきり排出させ、体が本来持つ力を引き出すことができるそうなのです。
ドイツには「ファスティングで治らない病気は、医者でも治せない」なんてことわざがあるそうです。
ぜひこれは、詳しくしらべてみなくちゃ!ですよね?
ファスティングとは?
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ファスティングの目的は、体の代謝を高めて、体内に蓄積された毒素や老廃物を排出(=デトックス)することなので、最低限の栄養素を補いながら「断食」を行います。
この時の栄養源としておすすめなのが、酵素ドリンクです。
酵素とは、体の中で作られるタンパク質の一種です。
消化や代謝が正常に行われているのは、酵素のおかげで、これらは消化酵素や代謝酵素と呼ばれます。
これに対して、消化酵素や代謝酵素の働きを助けるのが、食物酵素と呼ばれるもので、納豆などの発酵食品や新鮮な野菜や魚などに多く含まれていると言われます。
ファスティングでは、食物酵素で最低限の栄養を摂取しながら、固形物をとらずに、一定期間内臓を休めるのです。
ファスティングはどういう効果が期待できるの?
「断食」を行うと、時間の経過とともに、体内に蓄えてあった「糖質」をエネルギーとして使い切り、脂質がエネルギーとして使われ始め、脂肪が燃焼(=ダイエット効果)します。
しかし、それだけにとどまりません。
脂肪が燃焼すると、ケトン体という物質が発生し、脳のアルファ波が増え、集中力が上がり、リラックスできると言われています。
また、宿便(=腸の老廃物や、腸内細菌の死骸など)が取り除かれるため大腸の大掃除ができます。
その結果肌つやもよくなり、体内に溜まっていた化学物質や重金属もデトックスされ、免疫力も高まります。
アレルギー体質が改善される方もおられるそうです。
なんとなんと!こんなにも効果があるなんて!
でも、正しいやり方で行わないと、危険なこともあるそうです。
また生命維持に欠かせない栄養素が足りず、フラフラしたり、頭痛がおきたりといった症状がおきてしまうことがあります。
断食が終わった後も、腹痛や下痢の症状が出る場合があるのです。
せっかく痩せたのに、リバウンドすることも!それは悲しすぎですね。
ファスティンッグの正しいやり方って?
まずファスティングをしてはいけない方は、次の通り。必ず守って下さい。
・臓器障害のある方
・重度の高血圧や糖尿病の方
・BMI18.5未満の痩せ型の方
・妊婦
・小学生以下または高齢者
一番メジャーなファスティング期間が、半日・1日・3日・6日コースです。
初心者さんは、まず半日(前日の夕食〜翌日の朝食を抜く)から体の様子をみて、日をおいて、次は1日といったように、順序よく進めていくほうが良いようです。
さて、実際にファスティングを始めるにあたって、断食期間と同じだけの日数分、準備期間と復食期間を設けてください。
例えば、1日コースなら、前後1日づつの計3日がファスティング期間となります。
〜各期間共通〜
【準備期間】
食事は腹6〜7分目で、消化に負担となる肉や油ものは控え、徐々に食事量を減らしていく。
【断食開始】朝起きて1〜2杯の水を飲んで、絶食スタート。
断食中は、食事の代わりに酵素ドリンクを飲み、水もしっかり飲みます。(1日2L以上)タバコも控えます。
【復食期間】
重湯や具なしの味噌汁、野菜スープなどから食事をはじめます。
控えるものは、
・肉・魚・乳製品などの動物性タンパク質
・油もの
・タバコやアルコール
・緑茶・コーヒーといったカフェインを含む物
・パンやクッキーなどの小麦粉製品
・白砂糖を使ったお菓子など
次に体調をみながら、お粥や消化のよいものでならしていきます。
こうすることで、しばらく休んだ内臓を驚かさないようにしましょう。
断食中に飲む酵素ドリンクは、無添加の物で、人口甘味料・防腐剤・合成保存料の入ってない物、原材料の種類が50種類以上の物が理想です。
できれば、発酵期間が3年くらいの物がいいそうです。そうなるとそれなりのお値段になりますが、断食期間中は食費がかかりませんし、唯一の栄養源ですので、こだわって選んでみましょう。
本日のまとめ
断食期間が6日コースにもなると、体の代謝機能は全てデトックスのために働き、本格的な体質改善が期待できるそうです。
また、定期的にファスティングを実施することは、体にとても良いと言われています。
正しいやり方を守り、体が危険信号を発したときは、無理をせず中断することが大切です。
自分一人で行う自信のない方には、ホテルや専用施設で専門家のもとで行う断食ツアーというものもあるそうなので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?