祇園祭2016の日程は?有料観覧席の場所と予約方法まとめ!
今年も祇園祭が始まります!
2016年の祇園祭は特等席でゆったり楽しみませんか?
祇園祭は日本最大級のお祭りで、祭事の日程も参加人数も最大級。
一番おいしいところを楽しむために、メインとなる山鉾巡行のスケジュールと有料観覧席の予約方法、注意点をまとめました!
祇園祭とは
祇園祭は日本三大祭のひとつで、なんとすべての祭事はなんと1カ月にも及びます!
山鉾巡行はその行程の中でも最も華やかで注目を受けるイベントのひとつです。
そもそも祇園祭は、およそ1100年前の(平安時代前期)におこった疫病をうけて始まりました。
当時、疫病は御霊の怒りが原因とされていました。
その災厄退散の祈願のために全国から集められた『鉾(ほこ)』が山鉾の原型です。
このように祇園祭のルーツは平安を願う祈祷でしたが、徐々に町人が参加する華やかなお祭りとしての性格が強くなり、今の形になったようです。
山鉾と神輿の違い
巡行が終わると、山鉾は神輿とは違い、神社に行くことなくすみやかに解体されてしまいます。
山鉾巡行は、神輿に先立ち、町内を清めるためのものなので、依り代として厄を集めた山鉾は、数日で解体・収納されてしまうそうです。
ちょっともったいない気もしますが、その分たっぷり見てあげたいですね!
山鉾には、のぼって中に入ることもできます。
ただし、拝観料が必要なものや要らないもの、女人禁制のものもあり、拝観時間も山鉾によりまちまちなので、注意してください。
山鉾にはそれぞれもとになる伝承があり、装飾にも個性があるので、違いに注目してみるのも面白いかもしれません。
2016年の祇園祭の日程は?
祇園祭で見逃すことのできないハイライトは山鉾巡行です!そして、その山鉾巡行を見るチャンスは2日間あります。
2016年の前祭は7月17日(日)に、後祭は7月24日(日)に開催されます。
後祭の山鉾巡行は花傘巡行と同じ日に行われるので、場所を選べばどちらも見学できます!
巡行の全行程を見学すると前祭はおよそ1時間30分、後祭は花傘巡行も入れて1時間です。
前祭、後祭ともに雨天決行ですが、花傘巡行は雨天中止または一部内容変更の場合があります。
祇園祭の有料観覧席の場所と巡行通過時間は?
前祭では御池通の寺町通から新町通の間で、巡行の先頭が通過するのは見学場所にもよりますが、午前10時20分ごろから11時25分ごろです。
また後祭は御池通の寺町通から河原町通の間(京都市役所の前で、花傘巡行も見られます)で、午前10時ごろです。
前祭
画像引用元:https://www.kyokanko.or.jp/gion/image/map_mae_ps.png
後祭
画像引用元:https://www.kyokanko.or.jp/gion/image/map_ato_ps.png
図の上方ピンク色の部分です。
有料観覧席の予約方法は?
前祭巡行(7月17日)有料観覧席券は、平成28年6月7日(火)より、
後祭巡行(7月24日)有料観覧席券は、平成28年6月14日(火)より、インターネット、コンビニ・旅行会社店頭、京都市の観光協会で販売されます。
料金はいずれも3,180円です。
詳しくはこちらで確認してください
お問い合わせは 京都市観光協会 TEL:075-213-1717
祇園祭における注意点は?
特に山鉾巡行の行われる頃は梅雨明け時季にあたるうえに、盆地にある京都は無風状態で湿度も高く、驚くほどの暑さとなります。
帽子や扇子、余裕があれば着替えがあると過ごしやすいかもしれません。
熱中症予防のために水分補給もお忘れなく!
また、有料観覧席を利用する場合は、先頭通過予定時刻の30分前までに入場しましょう。
当日は混雑し、直前だと席にたどりつけない場合もあります。
その場合も払い戻しは行われません。
観覧席での飲食はできますが、ゴミは必ずお持ち帰りましょう。日傘の使用や、喫煙はできません。
本日のおさらい
今回は2016年の祇園祭の日程や有料観覧席の予約方法などについてまとめました。
華やかなイメージの強い祇園祭ですが、人々の健康を祈る願いが込められたお祭りとしてはじまったのだとわかりました。
熱中症には注意しつつ、楽しみたいですね!
『京都の2016祇園祭の出店情報!穴場の場所やおすすめの屋台は?』
こちらもぜひ参考にしてみてください。